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記事: 社長のコラム:【エクオール】「1粒」で10㎎にしている理由

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社長のコラム:【エクオール】「1粒」で10㎎にしている理由

エクオール「1粒で10㎎」にしている理由

株式会社とこわか 代表取締役の吉川克弥です。

本コラムでは、当社が製造・販売するサプリメントについて、少し専門的な視点から皆様にお伝えしたいと考えております。今回は、当社が「エクオール1粒で10㎎」という設計にこだわる理由についてご説明いたします。

エクオール含有量と粒数の関係

現在、市販されているエクオールサプリメントは、大きく以下の3つに分類することができます。

  1. 1日10㎎のエクオールを摂取できるもの

  2. 1日約2㎎のエクオールを摂取できるもの

  3. エクオール含有量が明記されていないもの

この中で、1日10㎎のエクオール摂取を推奨する製品の多くは、「2粒から4粒で10㎎を摂取する」設計になっています。一方、当社は「1粒で10㎎」のエクオールを提供することを選択しました。この背景には、技術的な課題と、それを克服するための当社のこだわりが存在します。

なぜ多くのサプリメントは「2粒から4粒」なのか?

エクオール原料をサプリメント化する際、以下のような技術的な課題が存在します。

  • 吸湿性が高く、変色しやすい:エクオール原料は湿気を吸収しやすく、時間の経過とともに茶色く変色する特性を持ちます(なお、変色しても品質に問題はありません)。

  • 固まりにくく、割れやすい:エクオール原料は粉末としての凝集性が低く、錠剤化した際にひび割れや欠けが生じやすい傾向があります。

  • 大豆由来の独特な匂いがある:エクオール原料は大豆胚芽由来であり、その特有の香りを持っています。

これらの特性を考慮すると、エクオール原料の周囲にできるだけ多くの賦形剤(ふけいざい)(デキストリンなど、錠剤を固める役割を果たす成分)を配合することが望まれます。結果として、1粒あたりのエクオール含有量を抑え、2粒から4粒の摂取を前提とした設計になるのです。

当社が「1粒」にこだわる理由

しかしながら、エクオールを摂取する皆様にとっての利便性を考えると、「できるだけ小さく、少ない粒で済む」ことが理想であることは明白です。複数粒の摂取が必要な設計では、服用の手間が増え、継続しにくくなる可能性があります。

そこで、当社は**「購入される方ファースト」の視点**に立ち、以下の点を重視しました。

  1. 1粒で10㎎のエクオールを確実に摂取できる設計

  2. 匂いや割れのリスクを最小限に抑える製法の工夫

  3. 服用の手間を省き、継続しやすい製品の提供

エクオールの安定性を高めるために、製造工程を見直し、「造粒」と呼ばれる加工技術を導入することで、1粒に十分な有効成分を含みながらも、形状を安定させております。

当社では、服用される方の利便性を第一に考え、「1粒で10㎎」というこだわりを貫きました。これからも、より良い製品を提供できるよう、さらなる研究と改良を続けてまいります。


お問い合わせ

エクオールサプリメントについて、より詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

株式会社とこわか とこわかサプリ担当:info-life@tokowaka8.jp

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