社長のコラム：【エクオール】女性更年期で整形外科へ？その理由

近年、ようやく「女性には更年期（ゆらぎ期）があり、心身ともに様々な症状に悩まされる」という認識が社会に広まりつつあります。しかし、更年期における症状の多様性を考えると、それぞれの方に合った適切なケアが必要であることは、まだ十分に理解されているとは言い難い状況です。

更年期と「手・指の骨や関節」の悩み

女性更年期の症状の一つとして、手や指の骨・関節に関する不調が挙げられます。このテーマは2025年2月にNHKのテレビ番組でも取り上げられるほど、関心が高まっている分野です。しかし、こうした症状を抱えた女性がまず訪れる医療機関として、婦人科ではなく整形外科を選んでしまうケースが少なくありません。

なぜ整形外科に？

女性更年期の症状には、手指のこわばりや痛み、腫れなどがあり、それらは関節リウマチや腱鞘炎といった整形外科領域の疾患と混同されやすい特徴を持っています。そのため、「骨や関節の痛み＝整形外科」という一般的なイメージから、整形外科を受診する方が多くなるのです。

しかし、整形外科の医師の多くは男性であり、女性更年期に特有のホルモンバランスの変化による症状について十分な知識をお持ちでないこともあり得ます。その結果、湿布や痛み止めを処方されるだけで終わったり、「原因が分からない」と言われてしまったりするケースが散見されます。

更年期のお悩みはどこに相談すべきか

更年期による症状で適切な診療を受けるためには、やはり婦人科の受診が最善の選択肢といえます。婦人科では、更年期に関するホルモンバランスの乱れや、エストロゲン減少による影響を考慮した治療が可能です。HRT（ホルモン補充療法）や、サプリメント、生活習慣の見直しなど、多角的なアプローチが提供されることが期待できます。

正しい情報へのアクセスを

更年期の症状は病気でも怪我でもなく、「自然なライフステージの変化」です。しかし、その変化に適応するためには、専門的な知識と適切なサポートが不可欠です。当社のドクターズサプリメントが、皆様の健康と快適な生活の一助となれば幸いです。

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