
社長のコラム:【とこわかサプリ】主原料のみで構成するシンプルなサプリメント設計の理由
主原料のみで構成するシンプルなサプリメント設計の理由
サプリメントを選ぶ際、多くの方が「どんな成分が含まれているのか?」を重視します。しかし、成分の「種類」だけでなく、「含有量」こそが効果を左右する重要な要素です。そのため、私たちのサプリメントは主原料のみで構成するシンプルな設計を採用しています。
シンプル設計のメリット
お客様にとっての利点
1. 飲み合わせの心配が不要
複数の成分を含むサプリメントでは、成分同士の相互作用を考慮する必要があります。しかし、シンプルな設計にすることで、他のサプリメントや医薬品との飲み合わせを気にせずに済みます。
2. 価格を抑え、手に取りやすい
多成分を含むサプリメントは、それぞれの成分を微量ずつ配合することで「たくさんの成分が入っている」という印象を与えられます。しかし、実際の含有量が効果を発揮するレベルに達していないケースも少なくありません。当社では、必要十分な量を確保するために主原料に特化し、無駄なコストを省いて価格を抑えています。
日本と海外の嗜好の違い
日本では、「多品種少量」の文化が根付いています。たとえば、和食の「八寸」やお弁当の多様な食材の取り合わせは、「少しずつ色々なものを楽しむ」ことに価値を見出す日本人の感性を表しています。サプリメント市場においても、この傾向が反映され、さまざまな成分が少量ずつ含まれる商品が多く見受けられます。
一方で、アメリカのサプリメントは単一成分を高濃度で含有するものが主流です。これは、「ある成分が効果を発揮するには一定量が必要である」という科学的な視点に基づいた設計です。私たちも、より確実な効果を求めるために、こうした考え方を取り入れています。
「効果が出る含有量」を重視
サプリメントにおいて最も重要なのは「どの成分が入っているか」ではなく、「その成分が効果を発揮する量が含まれているか」です。カプセルやタブレットには物理的な制約があり、1粒に含められる原料の量は通常200〜300mg程度です。例えば、ある成分が1日30mg以上の摂取で初めて効果を示す場合、少量配合では期待する効果を得られない可能性があります。
こうした観点から、当社では主原料の含有量を最優先し、シンプルな商品設計を採用しています。成分数を増やすことよりも、「必要なものを、必要な量だけ」提供することが、本当に価値のあるサプリメントづくりだと考えています。